注染・プリントについて

オリジナル手拭いは2種類の染色方法をとっております。
用途やご予算などに合わせて、お選びください。

染色名 本染め注染(ちゅうせん)手ぬぐい 顔料プリント手ぬぐい
染色方法 木枠に張った型紙へ、防染糊を専用のヘラで引き、1枚ずつ手作業で布に柄を付けていきます。 布を折りたたんだ状態で上から染料を注ぎ、減圧タンクで吸引し柄を発色させ、その後、水洗→乾燥→整理仕上げを必要とします。
明治以降、ゆかたの大量生産で発展した伝統的な染め方の一つで、工程ごとに専門の職人がいます。
あらかじめ手拭の長さにカットしてある生地へ、オートスクリーンマシンで布地に顔料をプリントする方法です。
有機溶剤に溶かした顔料をスクリーンプリントした後に、熱でベーキング処理して布に固着させます。
特徴 布の両面に染料が染み込みます。 布の片面にプリントされます。
版(型紙) 渋紙の和紙を使用して、職人が手で彫ります。
デザイン(図案)の輪郭線の難易度により、型代金の価格が変わってきます。
デザインデータ、又は手書きの原稿を元にシルクスクリーンを製版します。
1色につき1つの型が必要です。
どのようなデザインでも型代金(版代)は同じです。
メリット 染料を使っているため、柔らかな風合いで注染独自の味わいがあります。
柄が裏表区別なく染まります。
細かい柄や線の表現が可能です。
価格が安く、大量生産に向いています。
白場への移染は無く、家庭用洗剤を入れた洗濯にもほとんど影響がありません。
デメリット 他の染色方法と比較してデザインや色使いに制約があります。
線や点の太さが2mm以下の場合、「にじみ」・「カスレ」が出やすく、無地染め部分がムラになりやすいです。
白場に染料が移染しやすいので洗濯方法には注意が必要です。
色ブレの可能性があり、リピート製作時も色の再現が難しいことがあります。
通常、手拭いの周囲(4辺)に10mmの余白が必要になります。
ベタ面が多いと無地部分がムラになりやすく、風合いが硬くなる場合があります。
洗濯に際しては、ドライクリーニングおよびタンブラー乾燥は厳禁ですのでご注意ください。
手引き 注染手拭い製作依頼の手引き(PDF)
注染手拭いデザイン製作のご注意点などが記載されております。
御見積りご依頼前に必ずお読みくださるようお願いいたします。
プリント手拭い製作依頼の手引き(PDF)
プリント手拭いデザイン製作のご注意点などが記載されております。
御見積りご依頼前に必ずお読みくださるようお願いいたします。